暖かい日が続いたと思ったら、今日はまた冷え込んでいます。体調を崩さないように気をつけていきたいですね。
さて、本校では毎年恒例のバレンタイン週間を今年度も実施しています。これは、1年生から4年生までの児童が、バレンタインデー近辺の10日間、家にいる大人(本年度は親のみ)と1日に1回ハグをするというイベントです。ハグをしたら取り組み表に印をつけ、翌日担任に提出し、担任は表にチェックを入れて、その日のうちに返します。最終日は児童、家族それぞれに感想を書き、学校に提出します。10日間の取り組みを終えたら、担任はそれに一言感想を添えます。その後、校長先生に見ていただいてから児童に返却します。


なぜ、このような取り組みが始まったのでしょうか。本校の職員会議の資料には次のような文章が掲載されています。
平成23年10月の4学年親子レクしエーションでのことです。4年生は部会役員さんの計画により外部講師によるリズムテコンドーで身体をリラックスさせる活動をしていました。このときのプログラムのなかにお母さんの心臓の鼓動を聞くプログラムがありました。母親の胸に耳を当てその鼓動を聞いた子どもたちのなかに自分にとって最も近しい人の命を感じたことに感動し,涙を流した子どもたちがいました。子育ての格言に「乳児は肌を離すな,幼児は手を離すな,少年は目を離すな,青年は心を離すな」とありますが,自立への基盤は遠い過去,母の胎内にいた記憶,家族に抱かれた記憶にあるように思います。しかし,核家族化,家族関係の変化,家庭内での子どもの置かれた立場の変化などにより,親,祖父母の愛情を直に感じることの少なくなっている状況があるように思います。この「バレンタイン週間」の取り組みは,そういう現状に「待った」をかけ,家族の絆をより深めていくために行うものです。祖父母,父母から受け継いだ「命」を,つながりとして感じ,愛されている実感を味わわせることにより児童の心の安定を図り,子どもたちが家庭生活や学校生活をより前向きにとらえられるようになることを期待しています。
つまり、このバレンタイン週間で家族の絆を深め、子どもたちが愛されていることを実感し、自己肯定感を高めることを願って始まったものだと言えます。
子どもとハグができるのは、小さい頃のほんの短い間だけです。この時期を大切にして、家族でのふれあいを深めていただけると幸いです。